
ダーマローラーとは、約200本の極微細な針(マイクロニードル)がついたローラーです。これを肌の上で転がして表皮に微細な傷を作ると、その治癒の過程でコラーゲン生成が刺激され、施術後3~4週間かけて真皮でゆっくりとコラーゲンの増生が進みます。
ダーマローラーによる無数の刺傷により形成された新しいコラーゲン層は互いに融合して新しい組織層を形成し、加齢により衰えた皮膚が若返ります。肌の張りと弾力が高められ、しわ、ニキビ痕、色素沈着などが改善します。肌のきめが細かくなり、化粧のりも良くなります。
ダーマローラーの適応は、小じわ、シミ、ニキビ痕、毛穴、妊娠線、などです。
ダーマローラーは施術時にわずかに出血しますが、すぐに止まります。施行後に赤みを伴いますが、穴は数時間のうちに閉じ、赤みも数日以内に落ち着きます。フラクセルなどのレーザー治療やケミカルピールなどで伴うことの多い色素沈着も起こりません。
ダーマローラーは目的によりいろいろな長さの針を使い分けます。例えば、肌の引き締め、しみ、毛穴の改善には0.5mm、シワ、ニキビ痕、妊娠線、肉割れなどは1.0mm以上の針が適しています。
施術前に局所麻酔クリームを使用しますので、チクチクとした穿刺時の痛みは最小限に抑えられます。毎回、新品のローラーを使用しますので、感染の心配もありません。施術は麻酔時間を入れて1時間程度で終了します。
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